今年も子どもガイドと職員で、雛人形の飾りつけをしました。
雛壇を組み立て、いざ雛人形や小物を飾りはじめると「これはどこだったけ?」だとか、御膳の中の道具を見て「どんべいみたい」と言ってみたりだとか、コツコツ飾りながらもクスッと笑いもあり楽しい時間となりました。
記念館に飾っていますお雛様は、「有職雛」です。
江戸時代の中期に作られ、朝廷や公家の儀式・行事・官職などに携わる者=有職(ゆうそく)の装束をまとった雛人形ということで有職雛の名がつけられました。
お顔は少し面長で、白いなめらかな肌に、細い切れ長の目が特徴です。
3月中旬まで飾る予定ですので、歴史ある有職雛をどうぞご覧くださいませ。